「おかえりなさい」と言えた、20周年の日。

- 社長ブログ

9月21日。

スムースは、20周年パーティーを開催することができました。

この日は、これまでスムースで家を建ててくださったオーナーさんや、僕たちを支えてくださった皆さんに集まっていただき、感謝の場をご用意させて頂きました。

久しぶりに会う方も、本当にたくさんいました。

「久しぶりですね!」

そんな言葉から始まって、家を建てた頃の懐かしい話をしたり、近況を聞いたり。

小さかったお子さんが大きくなっていたり、あの頃にはまだいなかったお子さんが一緒に来てくれたり。

懐かしい顔を見つけるたびに、当時のことがどんどん蘇ってきました。

 

なんでしょうね。

嬉しかったです。

本当に。

涙が出そうになるくらいでした。

20年やってきて、こんな日が来るんやなぁと。感慨深いものがありました。

Group of people around a wooden table with plates and drinks in a bright dining room, some standing and others seated, social gathering.

20年分の「ありがとう」を。

 

今回の20周年。

 

僕は、スムースをお祝いしてもらう日にしたいとは、あまり思っていませんでした。

 

それよりも、

 

僕たちから、20年分のお礼をしたい。

 

その気持ちの方が大きかったです。

 

だから、食事も僕の大切な仲間たちにお願いしました。

 

まつ瀬さんには、鮎のつかみ取りから、その場で炭火で焼いてもらう鮎。

子どもたちが一生懸命に鮎を追いかけて、その鮎を焼いてもらって食べる。

これが本当に良かった。

 

蜜柑の野添君には、やんばる豚のやわらか煮。

 

フネヤの高橋君には、手巻き寿司と、本まぐろや海老の握り寿司。

 

そしてアズールブルーの佐々木さんには、ナチュラルワインを。

 

僕自身が大好きなお店、大好きな料理人、大切な仲間たちです。

 

僕が大切にしている人から、大切な人たちへ。

 

そんなおもてなしができたらいいなと思っていました。

Skewered grilled small fish arranged on a metal tray over a wooden table in a kitchen setting.
Chunks of browned meat simmering in a large skillet with steam rising from the sauce near a kitchen stove.
Group of people enjoying drinks and snacks on a wooden patio; woman in a straw hat smiles at center.

どれも、本当に最高でした。

美味しい料理を食べて、ワインを飲んで、久しぶりに会った人たちと話す。

あちこちから笑い声が聞こえてくる。

子どもたちは走り回っている。

僕も、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり(笑)。

Two people seated indoors/outdoors near wooden panels: a woman in a purple top holds chopsticks, a man in a blue shirt sips white wine from a glass.

家を建てたあとにも、人生は続いていく。

 

この日、改めて感じたことがあります。

僕たちは「家を建てる」という仕事をしています。

だから、家が完成して、お引き渡しをする日は大きな節目です。

 

でも、本当はそこからなんですよね。

 

家を建ててから、

 

子どもが生まれたり。

 

小さかった子が大きくなったり。

 

仕事が変わったり。

 

家族の暮らし方が変わったり。

 

嬉しいこともあれば、大変なこともある。

 

その家で、それぞれの家族の人生が続いていきます。

 

そして10年、15年経って、こうしてまた家族でスムースへ来てくれる。

それが、僕には本当に嬉しかった。

Smiling family of four posing outside a house, with a young girl in front holding a large poster posterboard.
Smiling family and friends pose for a group photo outdoors on a garden path, with two children in front holding a gift box or bag.

家づくりをしていた頃を知っているからこそ、

家族みんなで笑っている姿を見ると、いろんなことを思い出します。

 

20年間で僕たちがつくってきたのは、何棟の家なのか。

 

もちろん、それも大切です。

 

でも、この日の僕には、

 

何棟建てたかより、何人の人と出会ってきたのか。

 

その方がずっと大きく感じました。

Two men in white T-shirts converse in a warm wooden-room setting while others sit nearby.

この景色が、僕は嬉しかった。

今回の会場は、今年完成したモデルハウス「FURUSATO RESIDENCE」でした。

 

庭。

水。

木。

光。

素材。

家具。

職人の手仕事。

 

このモデルハウスをつくるとき、僕なりに本当にたくさんのことを考えました。

でも、この日、たくさんの人がこの場所で過ごしているのを見ていたら、

そんな説明なんて、どうでもよくなりました。

 

人がいて。

 

笑っていて。

 

食べていて。

 

子どもがいて。

 

庭を眺めている人がいて。

 

それぞれが、自分の好きな場所で過ごしている。

Woman in a blue shirt sits on a bench with a young child, sharing food in a serene garden with rocks and green plants.

僕がつくりたかったのは、

こういうことなんやな。

そう思いました。

 

モデルハウスをつくったというより、

 

人が集まって、時間が流れる「居場所」をつくりたかった。

 

この日の景色を見て、改めてそう感じました。

People seated with their backs to the camera in a backyard garden, trees above and a dark fence in the background, with small plates of food on a table nearby

そして、大抽選会。

 

20年間のお礼として、抽選会もやりました。

 

会員制ホテルのスイートルーム家族宿泊券。

今回おもてなしをしてくれたお店のコース料理。

バルミューダの鉄板焼きプレート。

自動掃除機。

ダイソンのドライヤーなど。

 

景品を選ぶ時も、

 

「これ当たったら嬉しいやろな」

 

「これは家族で楽しめるな」

 

と、皆さんの顔を想像しながら選びました。

 

そして、せっかく来てもらったんだから、

「何も当たらなかったわ」

で帰ってもらうのも嫌やなと(笑)。

 

ということで、

 

参加していただいた皆さん全員に、近江牛の焼肉500gをご用意しました。

 

全員です(笑)。

 

家に帰って、ご家族で食べながら、

 

「今日楽しかったな」

 

と話してもらえたら、それで十分です。

Group of family members outdoors, smiling, holding a large menu-board in front of a house with wooden furniture.
Smiling young boy at a table holding a wine glass with desserts nearby, surrounded by adults in white shirts.

特にこの子の顔。

ええ顔してます(笑)。

こういう顔が見られたら、それで大成功です。

 


Smiling toddler cuddling a baby on a dark blue sofa, with an adult in a white textured sweater nearby and white papers on the armrest

ひとつだけ、心残りがあります。

 

本当に幸せな一日でした。

 

でも、それは

 

皆さんの前で、ちゃんとお礼を伝えられなかったこと。

 

実はこの日のために、何度も言葉を考えていました。

 

20年前のこと。

 

創業した頃の不安。

 

これまで出会った皆さんのこと。

 

そして、これからのスムースのこと。

 

ちゃんと皆さんの前で話そうと思っていました。

 

でも当日は、懐かしい方を見つけるたびに話し込んでしまって。

 

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

気づけば一日が終わっていました。

 

だから、このブログで改めて伝えさせてください。

 

20年間、本当に、本当にありがとうございました。

Group of people chatting in a dim cafe; a woman in black holds a white folding fan while others listen.

20年前の僕には、想像できなかった景色。

 

20年前。

 

会社を始めた頃の僕は、不安でいっぱいでした。

 

20年先なんて、想像もしていませんでした。

 

ただ、

 

自分たちが本当にいいと思う家をつくりたい。

 

そこで暮らす家族に幸せになってほしい。

 

目の前の一軒を、一生懸命つくる。

 

それだけでした。

もちろん、20年間ずっと順調だったわけではありません。

 

迷ったこともあります。

うまくいかなかったこともあります。

 

「ほんまにこれでええんかな」

そう思ったことも何度もありました。

 

それでも続けてこられたのは、

 

 

スムースを信じて、人生の大切な家づくりを任せてくださった皆さんがいたからです。

 

そして、職人さんやスタッフ、仲間たちが一緒に歩いてくれたからです。

 

20年という時間は、僕たちだけでつくってきたものではありません。

 

皆さんとの時間が積み重なって、今のスムースがあります。

Mother smiles while holding a toddler in a purple outfit, near a wooden wall and other people nearby at an outdoor setting.

「おかえりなさい。」

 

今回の20周年で、僕の中にずっとあった言葉があります。

 

「おかえりなさい。」

 

という言葉です。

 

家に帰って、

「ただいま」

と言う。

 

誰かが、

「おかえり」

と言ってくれる。

 

 

たったそれだけの言葉ですが、

そこには、

「ここに帰ってきていいんだ」

という安心感があります。

 

 

僕自身も、そんな場所をずっと求めてきたのかもしれません。

 

だから今回、久しぶりに帰ってきてくださったオーナーさんたちを見ながら、

僕が一番言いたかったのは、

 

「20周年ありがとうございます」

よりも、

 

 

「おかえりなさい。」

 

だったのかもしれません。

 

家を建てて10年経っても。

20年経っても。

 

また帰ってきてもらえる会社でありたい。

 

「久しぶりです」ではなく、

「おかえり。」

「ただいま。」

そんな言葉を交わせる関係でいたいと思っています。

 

 

 

 

そして、ここから。

 

20周年を迎えたら、

何かをやり切ったような気持ちになるのかなと思っていました。

でも、全然違いました。

 

 

むしろ、

もっとやりたい。

そう思っています。

 

 

家をつくるだけではなく、

 

その人が「ただいま」と帰りたくなる居場所をつくる。

 

そこで過ごした何気ない時間が、いつか人生の原風景になっていく。

 

そして、その居場所が家族にとっての「ふるさと」になっていく。

 

そんな家づくりを、これからもっと深くやっていきたい。

 

そして、家を建てて終わりではなく、

10年、20年、その先までつながっていきたい。

 

20年間で出会った皆さんが、この日見せてくれた笑顔を見て、

僕の中では、これから進んでいく方向が、また少しはっきりしました。

Open kitchen and dining area with a wooden ceiling; people gather around a stainless counter, some eating, a server attends to guests.

20年前の僕には、この日の景色は想像できませんでした。

でも今は、

これからつくっていきたい景色が見えています。

家族が帰ってこられる家。

オーナーさんが帰ってこられるスムース。

そして、

何年経っても、

「ただいま。」

「おかえり。」

と言える関係。

20周年は、ゴールではありません。

 

 

僕にとっては、

これから何を大切にして生きていくのか。
何のためにスムースを続けていくのか。

 

 

それが、改めてはっきりした日になりました。

 

20年間、本当にありがとうございました。

 

そして、これからもよろしくお願いします。

 

よし、またここから、みんなでやっていきましょう!

 

ICHIKAWA

滋賀県草津市・大津市・守山市を中心に注文住宅を手がける工務店として、

「思想」と「人」を大切にした家づくりを続けていきます。

Three adults and two children pose outdoors with a large flower bouquet, celebrating a 20th anniversary.
市川 正和
代表取締役

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